ウツむきノート - うつ回復を目指す人生の旅

『うつ病』で休職⇒療養中の筆者が『うつ』と『むき』あう中で見つけた、健康や回復につながる方法と、その他マメ知識を発信していきます。

うつ病がひどい時は運動なんて出来ない、という話

   

 

うつ病の治療・改善に効果的な方法のひとつに、適度な運動がよく挙げられます。

 

「適度ってどのぐらいよ?」って思うかもしれませんが、

そこまでがっつりやる必要はなく、だいたい20~30分くらいの軽い有酸素運動、

呼吸を意識したウォーキング程度の運動でも十分効果があるといわれています。

 

実際、運動をすると成長ホルモンが出るおかげで若返り効果があったり、

疲労回復、脳をスッキリさせるなどの効果もありと、

短期的に見ても長期的に見てもプラスの効果があるので、

出来るのであれば運動するに越したことはないというのは明らかです。

 

そう・・・それはそうなんですが。

 

実際にうつ病になったことのあるかたや、

今まさにうつ病の症状に悩まされているかたであれば、

 

 

「いやいや、ひどい時は運動なんてとてもできないから!」

 

 

多分こう思うのではないでしょうか。

 

運動したくても鉛のような重さが邪魔をしてくるのがうつ病

 

いくら運動にプラスの効果があるとわかってはいても、

うつ病で悩んでいるかたの場合、精神的な影響だけでなく、

身体的な面でもハンデを背負っているので、

運動したくてもできないという場面に多々出くわすことになります。

 

以前記事にしたことがある『鉛様麻痺(疲労感)』もそのうちのひとつです。

 

  関連記事: サボってるわけじゃない!体が重くて動けない『鉛様麻痺』について

 

かんたんに説明すると、薬物治療で普段飲んでいる薬の副作用や、

ストレスなどの気分面の影響から体が鉛のように重くなって、

朝起き上がって歩くことすらも、起きることも困難になるということが起きるのです。

 

健康な人からしてみれば想像しがたいことではあるのですが、

まるで体に重りをのせられているかのような、

自分のまわりだけ重力が違うようなとてつもないだるさを感じるので、

症状がやわらぐまでほぼ寝ているしかないという厄介な症状なんですね。

 

いくら頭ではわかっていても体がついてこないので、

運動したいと思っていても、運動が効果的だとわかっていてもできないのです。

 

「無理してでも運動するべき」といっている人やお医者さんもたまに見かけるのですが、

鉛様麻痺を身をもって経験している人であればとてもそんなことは言えないです。

 

「うつ病の治療の一環として運動するべき」というのは、ある程度状態が安定してきて、

外に出るだけの余力が出てきてからの話であって、体が重いと感じるときまで無理にするべきではない、

と経験者の一人として念を押しておきたいと思います。

 

というか、うつ病がひどい時はそもそも、

ベランダに出て椅子に座りながら太陽の光を浴びたりするだけでも精一杯ですよ。

壁伝いに歩くのがやっと、とかザラですからね。あれ、すごいですよ、ほんとに。

 

  関連記事: 実際に『うつ』になったら何が起きた?経験者が書いてみる。

 

「無理をしてでも運動」どころか、無理をすると必ずぶり返すので、

症状がひどい時は無理せず寝ていましょう。最優先は睡眠と食事で栄養を摂ることです。

食事で十分な栄養を摂ったらそのまま寝てしまっても構いません。

その栄養と睡眠が脳の回復を促して、最終的に外に出るだけの余力がある状態に近付けてくれます。

 

結論: 運動は確かに効果的だけど、無理な時はやらなくていい。

 

運動すると頭がすっきりしたり、いい疲労感でいい時間に眠たくなったりして、

生活習慣を規則正しくするプラスの効果があるのも事実です。

 

ただ、うつ病の症状がひどい時は運動すらままならないことがほとんどなので、

「なんかからだ重い・・・無理かも」と思ったら無理せず休んでください。

睡眠、食事、運動のなかで一番優先するべきなのは睡眠です。

 

「無理してでも運動するべき」と言っている人は本当にうつ病になったことあるのかな・・・?

と思ったりもしなくもないのですが、経験者(現在も治療中の身)として言わせていただくと、

「運動は体力がある程度戻ってきて、外を歩くだけの余裕が出てきてからでOK」といったところでしょうか。

 

うつ病になると体の声に耳を傾けざるを得ない状態になるので、

少しでも無理がかかってると思ったら、それは一旦やめておいて、

すすんで起きてみようと思うまで横になっていましょう。

 

「うわ、私の睡眠時間長すぎ・・・?」と思うぐらいまで休んでいると、

自然と起きて体を動かしてみたくなったりするので、その時に動かせばいいのです。

 

「○○しないと」という義務感で動こうとするとストレスがかかるだけなので、うつ病療養中はナシにしましょう。

 

ストレスフリーな方法として、「そうだ、○○しようっと」自主的に動きたくなるまで寝て待つ!

というねぼすけ法をうつ病経験者として推して終わろうと思います。NEBOSUKE万歳!



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