ウツむきノート - うつ回復を目指す人生の旅

『うつ病』で休職⇒療養中の筆者が『うつ』と『むき』あう中で見つけた、健康や回復につながる方法と、その他マメ知識を発信していきます。

暖かくなると起きやすい? うつの季節性についてのお話

   

出典: tsuiteru-happy-life.up.n.seesaa.net

 

春ですね。

段々と暖かくなってきて、過ごしやすいと感じる日々が増えつつあります。(花粉症も気になりますが)

 

季節といえば、冬場になると朝起きられない日が出てきたり、うつの症状が悪化したり、といったことを聞くことが多いですが、うつの症状と季節に関係はあるのでしょうか。今回はその季節性についてのお話です。

 

季節性はうつと関係している (個人差はある)

 

春から夏にかけての暖かい(もしくは暑い)時期は、冬場と比べると朝起きやすいと感じるかたもいらっしゃるのではないでしょうか。気温が上がって起きるときに寒いのを我慢する必要がなくなるというのも大きいと思います。

 

ただ、春から夏にかけて起きやすく感じる理由はそれだけではなく、暖かくなってくると光が差し込んでくる時間も早くなるという点も関係しています。

 

朝日が昇る時間が早くなるということは、朝のセロトニンの活性化が始まる時間もその分早くなるんですね。つまり、日中の活動モードに移りやすくなるというわけです。

 

うつ病は一時的に神経伝達物質が不足する病気で、セロトニンの不足が起き辛さや睡眠障害など、様々なハンデを最終的な結果として引き起こしているのです。

 

そのセロトニンを補うために一番効果的な方法が、『朝日を浴びること(=生活習慣の改善)』と言われています (精神科の先生も推奨しているほどです)。

 

その背景もあって、春から夏にかけての時期は日が射してくるのが早い上に日照時間も長いので、起きやすい、活動しやすいと感じるのかもしれませんね。

 

逆に、冬に近付くにつれて朝がつらいと感じるようになるのは、朝日が昇る時間も遅くなるので、その分セロトニンの生成され始める時間が遅くなることも関係しています。(単純に寒くて布団から出たくない、という理由もありますが)

 

朝起きやすくするための工夫: カーテンを開けて寝る

 

朝に弱くてなかなか起きられないというかたは、もしできる環境であれば、一度カーテンを開けたまま就寝してみるのもいいかもしれません。

 

カーテンを開けたまま寝ると、目を閉じていても眩しいと感じるぐらいの光が朝になると入ってくるので、嫌でも目を開けたくなるのがお分かりいただけると思います。

 

それでも二度寝するときは二度寝してしまいますが、アラームをかけなくても自然と目が覚めるということを私も度々経験しているので、自然に目を覚ます練習としておすすめの方法です。

 

 

新生活が始まる時期は負荷がかかりやすいので注意

 

ただ、暖かくなる時期は体調に特に気を付けたほうがいい時期なのも事実です。

 

季節の変わり目ということもありますが、春先は年度末や新年度で忙しくなったり、就職・転職、人事異動などで新生活が始まったりと、慣れない生活リズムで負荷がかかりやすい時期です。

 

人間、新しいことをはじめる時にはものすごいエネルギーを必要とします。その生活に慣れるまでいつも以上にエネルギーを使うことになるのでとても疲れやすくなるんですね。

 

生活に慣れようと一生懸命になるあまり、負荷がかかってることに自分では気が付かなかったりするので、無理をしてしまったりして、ある時突然コテッときたりします。

 

生活リズムが定着するまでは体の声を聴きながら、少し疲れてるかなと思ったら無理をせず、少し時間を長めにとって休むようにするのがいいでしょう。

 

季節性も一長一短

 

日照時間が長くなって暖かくなれば起きやすくなる反面、時期的な忙しさに追われたり、活動しやすくなるあまりペースを上げすぎてしまったりと、無理のかかりやすい時期だったりと、季節性にも一長一短あるといえます。

 

特にうつ病の治療中で、回復期に差し掛かっている人は、調子のいい時期が少し続いたからといって、いきなり健康の時と同じぐらいの活動ペースに戻してガクッときてしまいがちです。

 

冬場は寒さや日照時間の短さで活動が消極的になりがちだった分、暖かくなってから活動を増やしていくのはいいことだと思います。ただ、外に出る回数を増やしたり、活動ペースを戻すのも、少しずつが大事です。

 

いきなり一番下から一番上に飛ぼうとするのではなく、”最初は少し調整して、その活動リズムに慣れたらまた少し調整”、といった具合に、階段を一段ずつのぼるように段階を踏んで調整していきましょう。

 

そしてなによりも、体が疲れていると感じたら無理せず休養を取りましょう。何事もあなたの体が最優先ですよ!



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