ウツむきノート - うつ回復を目指す人生の旅

『うつ病』で休職⇒療養中の筆者が『うつ』と『むき』あう中で見つけた、健康や回復につながる方法と、その他マメ知識を発信していきます。

『イヤなことを忘れる方法』をもう少し踏み込んで考えてみた

   

 

 

 

『忘れる』ということ。

 

あなたにとってそれは簡単なことですか?

それとも、難しいこと?

 

 

※忘れるのに苦労しないというかたはここでブラウザバックしたほうがいいですよ!

 

 

人間誰しも、嫌なことは言うまでもありませんが、

すぐには立ち直れないことに直面することも時にはあるものです。

 

そのほとんどは人間関係に行きつくものだったりするのですが、

そういうことって、すぐには忘れることなんてできませんよね?

 

よく「お酒飲んで忘れてまた頑張れ」とか、

「誰かに話して忘れなさい」とか言われることもありますが、

そういう時ほどこう思ったりしないでしょうか・・・

 

 

 

そ れ が 出 来 れ ば 苦 労 せ ん わ !!

 

 

 

大丈夫、私もその一人です。

だからこそ今回この記事を書いているのです。

 

なにか嫌なことがあって早く忘れたいと思った時に、

ネットで「なにか今の自分にとって刺さる言葉がないか」と思って検索して、

「キレイに忘れる方法!」っていう記事とか動画を見つけても、

ありきたりなことしか言われていなかったりで結局解決しないんですよね。

 

なんというかこう、さらに一歩踏み込んだ、経験者の言葉が少ないなあと。

 

そんなもやもやが今回のきっかけにあたります。

 

大したことじゃないならとっくに忘れている

 

お酒飲んで忘れられる程度の事だったり、

誰かに相談して忘れることができる程度の問題であれば、

それはそもそもそこまで大した問題ではないんですよね。

 

よく、「誰かに相談しましょう」ということも耳にするのですが、

というよりそもそも、ふらっと相談できるような人が身近にいない場合だって少なくないわけで。

むしろそういう人、結構いるんじゃないですかね?

 

家族とか身近な人が頑固だったり、折り合いがつかないからあんまり関わりたくないとか、

そういう場合はどうするんですか?っていつも思ってきました。

 

根性論ばっかり言ってくるような人なら尚更相談したくなくなるというものです。

 

 

 

まさに「誰かに話して忘れる」なんてことが簡単にできればどんなに楽なことか。

特にこのブログでも取り上げているうつ病とか病気に関することなんて、

共感してもらえることのほうが逆に少ないどころか、

相手の価値観によっては腫れ物に触るような態度を取られることだってある。

 

 

そういう人も少なからずいるので、

「誰かに話して忘れろ」なんてありきたりな答えは、

本来は軽々しく口に出すべきではないのです。

 

 

うかつに相談したら痛い目に遭って逆効果になる、ということが分かっているから

相談できずに自分の中に抱え込んでしまっているのかもしれない。

うつ病とか精神疾患を持っている私たちがそうであるように。

 

 

しかし、かといって悶々と頭の中で考え続けるのも精神的に堪えるものがある。

じゃあ誰かに相談すれば解決するの?というとそういうわけでもない。

 

精神的に堪えたり、考えさせられるようなことであればあるほど、

フラッシュバックのように思い出してしまってその度に気持ちを乱されたりと、

その後遺症のようなものが結構な時間ついてまわります。

 

 

それでも中には、簡単に忘れることができてしまう、

物事を引きずらないタイプの人が一定数いるのも事実です。

しかしこれは努力でなるタイプではなく、生まれながらの性格だったり、

育った環境によるところが大きいのであまりあてにはできません。

 

 

じゃあ、そう簡単に忘れることができないタイプの人はどうすればいいのでしょうか。

同じタイプの私が経験者なりに考えを書いてみました。

まずはマインドセットからどうぞ。

 

忘れようとするのではなく、”受け入れる”

 

このブログでも何回か紹介したことのある心構えですが、

病気(うつ病も含む)だったり、なにかしらの負担や痛みが伴うことに対しては、

「抗うのではなく、受け入れる」という心構えが基本のスタイルになります。

 

言うまでもなく、逆らおうとすることには膨大なエネルギーが必要になります。

 

忘れることを難しいと感じる人の場合だと、

忘れようと抗おうとしてエネルギーを消費し続けているだけでなく、

その忘れようとしている間にも嫌なことを思い出してしまって

さらに気持ちを乱されてエネルギーを消費することになります。

 

しかしもっと厄介なのは、

その”忘れようと抗おうとすることによって、その嫌な記憶がさらに焼き付いてしまう”ということ。

 

エネルギーを消費して精神的にも疲れてしまっているのに、

忘れるどころか嫌な記憶を強くしてしまう。

これじゃあいいことなんてひとつもありませんよね?

 

 

そこで出てくるのが「まだ忘れることができていない自分を受け入れる」という方法。

一回、「忘れることがどうも苦手なタイプなんだよな・・・」と受け入れてみましょう。

その上で、物事を考える立場だったり、捉え方を変える工夫をしてみるのです。

 

忘れることが難しいけど、よく思い出して考え込んでしまう、ということは、

裏を返せば、起こったことをよく考えて反省をするタイプでもあるわけです。

何も考えずに適当に忘れて同じことを繰り返すよりも、そのほうがよっぽどいいじゃないですか。

 

 

・・・こんな感じの発想の転換ですね。

 

 

物事は表裏一体です。

“ない”が故に”ある”。

苦手と感じることも、ひっくり返して見方を変えたら得意に変わったりするのです。

 

 

 

立場を変えて出てくる記憶に対処する

 

次に本題の前にちょっとした方法から。

 

嫌な記憶ほどなぜか何度も出てきたがるんですよね。

なにかに集中したい時でもそうしてくるから集中が途切れたり、

雑念ばっかりになって集中できない自分がさらに嫌になって、と終わりがありません。

 

 

そこで、私が思いついたのが、

その嫌な記憶そのものを、「ホコリとカビにまみれた古臭い宝箱の中に蹴って放り込んでしまおう」

というちょっとした荒技。別に宝箱じゃなくてもニンニクまみれの棺とかでもいいです。

 

もちろん放り込んだ後は鎖を何重にも巻いて、

頑丈な鍵もかけたりと、封印の限りを尽くします。

 

ドラム缶に相手(嫌な記憶)をつっこんでそこにセメントを流し込む、とか

現実世界では完全アウトな手段でもあなたの気の済む方法で構いません。

間違っても現実世界ではやらないように、とだけ言っておきますけど。

 

 

じゃあ、そこまではいいとして。

いざその記憶がまた出てきたらどうするかというと・・・

 

 

「誰が出てきていいって言ったああああ!!!」

 

 

と思いっきりその嫌な記憶を蹴り飛ばすのです。

 

 

蹴り飛ばすのでなくても、

世界の果てまで飛んでいくぐらいのデコピンで思いっきりふっとばしてもいいですし、

ファイアーボールぶつけて火あぶりにしてもいいですし、

究極魔法をお見舞いしてやるのでもいいですし、なんでもいいです。

 

 

いままで、嫌な記憶がこちらを悩ませていた、という立場から一転して、

嫌な記憶を受け入れた上で、いざ出てきたら、

「誰が出てきていいと言ったああああ!!」と頭の中で成敗して

「ひいいいすみませんでした!!」と観念させて一件落着、という立場を作り上げるのです。

 

 

支配されるのではなく逆に支配する。

 

 

この方法で効果があるかどうかは人によるかもしれませんが、

私の場合は今のところこの方法で嫌な記憶は引っ込んでくれます。お試しあれ。

 

痛みを”忘れる”には『時間』と『没頭できる別のなにか』が必要

 

と、こういう一時的な方法でなんとかできる事ばかりでもありません。

 

それでも引っ込んではまた出てくるのが嫌な記憶というもの。

何度も言うようですが、忘れようと思って忘れられるのであれば誰も苦労しないですし、

そんな簡単に済む話ならそもそも悩みなんてこの世に存在していないと思います。

 

 

ということで、ここで本質的な話になりますが、

“なにかに没頭している間は雑念が入ってくる余地がないほど夢中になっている”

こんな経験、ありませんか?

 

 

そう、嫌なこととか痛みの感覚を薄くするには、別のなにかに没頭することが一番いいのです。

 

 

恋人に振られた人が人が変わったかのように仕事とか勉強に没頭するようになった、

っていう話もよく聞くように、別のなにかにフォーカスすることによって

自分を悩ませていた嫌なことを考えなくて済むようになる、という働きを利用するんですね。

 

実際、なにかに夢中になってる時って、その夢中になってることしか考えてないですよね?

 

人によってそれが読書だったり、運動だったり、ゲームだったり、

いろいろ形は変わりますが、夢中になれることがあるならなんでもいいのです。

とにかく、嫌なエネルギーが割り込んでくる余地を与えないということが大事です。

 

 

それに、よく「時間が解決してくれる」といいますよね?

 

 

ここまでの話をまとめてみますが、

もしあなたが忘れることが難しいと感じるタイプなのであれば、

無理に忘れようと抗うのではなく、そういう人間なんだと一旦受け入れる。

 

その上で、どうしても考えてしまうのであれば考えてしまってもいいんです。

その考えてしまうことに関しても逆らうのではなく受け入れましょう。

 

 

ですが不思議なもので、時間が経つにつれて他の考えるべきことが出てくると、

一時は頭を悩ませていたようなことであっても、無意識のうちに考えなくなっていくんですね。

 

もっと大事な考えるべきことが出てきたり、自分自身が成長したり、

その物事に踏ん切りがついたり、理由はいろいろですが、そうなる時が必ず来ます。

そして何かの拍子で脳裏をよぎった時に

「ああ、そんなこともあったっけ~」程度に割り切れるようになっていたりするのです。

 

そうなるまでに一ヶ月で済むのか、一年で済むのか、はたまた数年かかるのか、

人によって多少の差はあるでしょうし、問題の大きさもあると思いますが、

「時間が解決してくれる」というのはそういうことでもあるのです。

 

なにかに没頭していると時間も早く過ぎていきます。

 

「時間が解決してくれる。だからなにかに没頭しよう」というよりは、

“なにかに没頭しているうちに時間が過ぎていて、

気が付いたらなんだか知らないけど考えなくなってた”という感覚でしょうか。

 

 

どうしてもうまくいかない時は、割り切って別のなにかに取り組んで、

またやってみようかなとふと思った時に戻ってみるとあっさりうまくいった、

なんていうこともよくある話です。

 

状況は違いますが、時間が解決してくれることと、

別のなにかに集中してリフレッシュする、ということに関しては同じですね。

 

 

あ、今更ですがこれって『忘れる方法』というより、

『そのうち考えなくて済むようになる心構え』といったほうが正しいかもしれませんね。もうおそいか。

 

まとめ?

 

はい、ということで、世間で言われているありきたりな”忘れる方法”に

どうもいまいち納得がいかなかった私が、

『そのうち考えなくて済むようになる心構え』をお送りしました。

 

 

今回のキーポイントはおおまかにいうと、

 

  • “忘れよう”と抗うのではなく”受け入れる”
  • 嫌な記憶に支配されるのではなく、嫌な記憶を支配する
  • 『時間が解決してくれる』- じっくり時間をかける
  • 『しばらく別のなにかに没頭する』(しばらくやっていなかったことをやってみる、など)

 

こんな感じでしょうか。

それでも問題が起きて間もない頃はどうも考えこんだりしてしまうものですが、

それでいいのです。その真面目なあなたを否定しないでください。

その上でできることを時間をかけて少しずつやっていきましょう。

 

すぐに解決するための掛け算を求めがちですが、

こういうことに限っては寄り道込みの足し算が一番の近道です。

 

考え方のクセというのはすぐには変えられません。

意識、行動、人格の変化には時間が必要です。

 

ローマは一日にしてならず。

 

少しでも参考になれば幸いです。



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