ウツむきノート - うつ回復を目指す人生の旅

『うつ病』で休職⇒療養中の筆者が『うつ』と『むき』あう中で見つけた、健康や回復につながる方法と、その他マメ知識を発信していきます。

過眠の時期はどう乗り切るべきか?

   

 

睡眠障害のひとつに過眠という症状があります。

不眠と違ってこちらは、本来必要である以上にひたすら眠ってしまう、

もしくは抗えないほどの眠気が収まるまで眠らざるを得ない、といった状態になります。

 

うつ病と併発することが多い睡眠障害は、

不眠ばっかりという人もいれば、過眠ばっかりという人もいますが、

最初は不眠からはじまって、ある程度不眠が改善されてくると、

今度は薬の副作用も相まって過眠に比重が傾いていく、ということも起こってまいります。

これは実際にうつ病の治療を続けてきたなかでの私の体感でもあります。

 

ところが、この過眠、睡眠障害というだけあってかなりの曲者で、わかっていても対処するのが難しかったりします。

今回はそんな過眠に関するお話です。

 

まるでアルマジロ。過眠で12時間以上の睡眠はザラにある。

 

過眠になるとどのぐらい眠ってしまうものなのでしょうか。

どのぐらい眠るのかはその時その時の調子次第なのでかなりバラつきはありますが、

 

 

ざっくり、半日以上(12時間+)です。

 

 

ある時は本当に眠くて仕方がなかったので、目が覚めてはまた寝てを繰り返して、20時間を記録したこともありました。

「おまえアルマジロかよ!」って自分でも思いました、はい。

 

 

もちろん、途中で目が覚めたりしておトイレに行ってまた寝たり、

目が覚めた後に腹ごしらえだけして二度寝したり、ということもあるので、

全部の時間をひっくるめて、というカウントのしかたです。

 

なので、一回ごとの睡眠時間は6~8時間ぐらいと、

健康な人がとっているであろう睡眠時間は満たしています。

 

 

ただ、それでも・・・それでも過眠症の人には足りない。

過眠症の人からすればまだまだ折り返し地点にも到達していないレベルなのです。

十分と感じるまで睡眠をとってください、って言って様子を見ていたら半日は平気で寝ると思います。

 

かといって、満足いっていない状態で無理矢理起きて活動しようとすると、

今度は日中に抗えないほどの強い眠気に襲われて、日中の活動に支障が出たりするので、

ほぼ強制的に睡眠をとらざるを得ない状態になっていると言えます。

 

なんというか、眠れていることは眠れているんだけど深い睡眠が取れていないのでしょう。

 

体が重くて起きるのに苦労したり、半分ねぼけ気味で起きても結局また布団の中に戻ってしまったり、

それで8時間ぐらいの睡眠で健康に過ごせている人たちと比べて憂鬱な気分になってしまったりと、

身体的にも精神的にも不眠とはまた違った意味で辛い時期なのです。

 

それでも不眠よりはずっといい!

 

一方、不眠は本当に眠れなくて、目を閉じていても頭はずっと起きているかのような感覚があって、

いくら横になっていても脳が休まっていないので、過眠とはまた違った支障が出てしまいます。

しかも、睡眠が取れていないがゆえに、最悪のケースに発展する可能性も孕んでいる。

 

そう考えると、睡眠が取れているだけ不眠よりはずっとマシではあります。

 

過眠の時期はどう乗り切るべきか?

 

無理矢理でも生活リズムを朝型にしましょう。

朝の光を浴びるためになんとしても朝早く起きましょう。

 

ということが解決策として挙げられているのを見かけますが、過眠の経験者の皆様は、

 

 

そ れ が で き れ ば 苦 労 は し な い。

 

 

と思っていることでしょう。ええ、私もそうですとも。

理論上の解決策だけ言えばその通りなのですが、実際はそううまくはいかないもの。

 

ではどうすればよいか。精神衛生上最も良い答えはこれです。

 

 

眠たいと思ったタイミングで寝て、自分から起きたくなるまで寝てください。

 

 

日中会社勤めをしながら治療しているかたはそうもいかないかもしれませんが、

現在療養中、または自分の裁量で家で仕事ができるかたなど、

時間に融通が利いて状況が許すかたは、とにかく眠気がおさまるまで寝て待つのはありだと思います。

 

眠気が起こるということは、今の自分には休息が必要であるというサインでもあるので、

その睡眠を取ることで脳が機能を回復してくれると信じてひたすら眠りましょう。

 

この、本能に忠実な原始的な睡眠の取り方をしていると、

19時(夜の7時)とか早い時間に眠気がきたりすることもありますが、

眠たいと感じたら本能に従って眠ってしまいましょう。昼過ぎに眠気が来たら昼寝したっていいんです。

 

つまり、一番かんたんなのは、その時が来ることを信じて寝て待てということですね。

 

これを続けていると、ある時起床時間にズレが起こって、早朝に目が覚めたり、結果的に朝日を浴びられる時間を迎えられる日が訪れます。

 

睡眠の時間も健康な人と同じぐらいの時間で、朝早い時間にスッと起きられる瞬間が必ず訪れます。

 

なぜそう言い切れるのか。それは、私がこれまで身をもって何度も経験しているからです。(というか、今の私がまさにそうです。)

 

過眠の症状に悩まされて、一時はおやつの時間に起きて早朝間際の時間に眠気がやっと来て眠る、といった昼夜逆転に近い生活リズムについ最近までなってしまっていました。

 

が、それでも本能に忠実に睡眠を取り続けることによって、徐々に19時のような早い時間に眠気がくるようになって、眠気がきたタイミングで就寝⇒深夜もしくは早朝に目が覚めて起床⇒朝日が昇るまで活動⇒朝の光を浴びることで生活リズムが少しずつ調整されていきました。

 

もちろん、慣れないうちは朝の光を浴びてまもなくまた眠くなったり、お昼過ぎに体が疲れて眠くなったりということも起こってきます。しかし、そう感じた時もその体の声に素直になって二度寝(またはお昼寝)をすることによって、体も楽になって、無理矢理起きたままでいようとすることで感じるストレスも減りました。

 

理論上、朝日を浴びる(生活リズムを整える)ことが睡眠障害、ひいてはうつ病の改善に最も効果があるといわれてはいますが、実際にその渦中にいると難しいのが現実。無理がかかるとまた逆戻りしてしまうのでよくありません。

 

そこで、逆に開き直って本能に忠実な睡眠を心がけて、結果的に朝早い時間に起きてしまうようなポジティブなリズムのズレを作って、朝型のリズムを定着させてしまおう、というのが自己流の過眠の時期の乗り切り方になりました。

 

先ほども言いましたが、整える過程で早すぎる時間(深夜)に目が覚めたり、朝早く起きる生活をしていると昼間眠気に襲われることがありますが、その時も素直に仮眠を取ってくださいね。そうすることで生活リズムの調整のために負荷のかかった体を楽にすることができます。

 

個人差はあるかもしれませんが、一人の過眠経験者の経験談として、参考になれば幸いです。

 



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